#01 Production department

いつも最高品質を。
29年間の「品質」への向き合い。

製造業でのキャリアアップを目指し就職活動をしていたところ、三和精密工業の求人募集に出会いました。ちょうど本社工場を移転するタイミングだったので、新しい環境で新しい製造を手掛けていきたいと強く思い、入社を希望しました。

私の担当は、プラチナや金の溶解、鍛造、圧延など、ジュエリー製造の最初の工程。その中で何よりも大切にしているのは「品質」です。それぞれの金属を純粋に保つことに力を注ぐという職人的な要素が、自分に合っているところかもしれません。
ジュエリー製造は一人で完結するものではなく、仲間との連携が必要不可欠。次の工程にスムーズに移行できるよう心がけながら仕事をしています。

入社してから29年が経過し、私もベテランの仲間入りを果たしました。これからも変わることなく最高品質のジュエリーを提供するために、職人としての信念を貫きながら、時代の変化に柔軟に適応し、日々真摯に取り組んでいきたいと考えています。

第一生産部 K.M

#02 Sales Department

未経験から
ジュエリー業界へ挑戦、
やりがいを感じる日々。

アパレル業界で10年間の経験を積んだ後、将来のキャリアを考え、スキルを広げたいと思い、新たな挑戦を求めてジュエリー業界に飛び込みました。人とのコミュニケーションが好きだったこともあり、法人営業のポジションへ。

現在は、鍛造リングならではの、精巧で美しく繊細なデザインを誇る弊社のマリッジリングの営業を担当しています。お客さまの理想やこだわり、そしてニーズを汲み取ることが非常に重要になります。

働き始めてからまだ1年ほどしか経っていないため、新しい領域に適応することや新たな課題に直面することが日常茶飯事です。未経験からジュエリー業界へ飛び込むことは、ほとんどのことをゼロから学ぶ必要があり、多くの困難に直面しますが、取引先と社内をつなぐ架け橋として、製品の完成に貢献することが大きな喜びとやりがいになっています。これから自分ができることや持てる視点をどんどん広げて、ジュエリーの魅力を多くの人に発信できるような仕事ができたらいいなと思います。

第一営業部 S.M

#03 Production department

試行錯誤した分だけ
自分の力となり、
成長できる環境。

前職では鉄やステンレスなどの加工に携わっており、その経験から貴金属であるリング加工のプロセスに興味を持ちこの会社を選びました。

現在、マシニングセンタと呼ばれる切削加工機械を使うリングの加工を担当しています。ジュエリー専用の特殊機械の取り扱いで、最初は基本的な加工から始めて段階的に難易度を上げてきました。リングは多様な形状があり、それぞれの加工方法も異なるため、個々の製品に合わせた効率的な加工方法を模索している日々です。特に複雑なデザインの形状を忠実に再現するため、どのように貴金属を切削すべきか常に試行錯誤の連続。機械によってデザインを正確に表現できたときには大きな達成感と成長を感じます。

日々、リング加工に向き合えるのは、新しいアイデアを試したり集中しやすい職場環境や、意見を言いやすく有給休暇なども取りやすい企業風土のおかげだと思います。今後も新しい形状や加工方法を試み、さらに技術を磨いていきたいです。

第四生産部 M.E

#04 Production department

小さな積み重ねが、歴史に。
若手にバトンをつないでいく。

50年前、もともと行っていた時計のバンド製造の一環としてマシンチェーンの生産を始め、そこからジュエリー製造への道を会社とともに切り拓いてきました。

それからマシンチェーンひと筋で今に至りますが、新しい道を進むのは努力の連続でした。マシンチェーン製造に使う輸入機械自体の調整や修理も仕事の一環で、最初はとても苦労したことも。試行錯誤する中で、地金に対するこだわりから、製造に関わる全てを見渡す視点を培っていくことができました。一人ひとりの小さな積み重ねが、会社の歴史をつくり上げてきたのだと思います。

今では、当社製品が雑誌に掲載されたり、テレビCMに出てくることも多く、目にするたびに喜びを感じます。この50年で新しい仲間がたくさん増えましたが、年齢や勤続年数に関わらず、コミュニケーションを大切にして一緒により良いジュエリーを生み出せるように取り組んでいきたいです。自らの豊富な知識を活かし、若手の技術向上をサポートすることにも尽力していきたい。そんな想いで日々働いています。

第二生産部 M.Y

#05 Product Development

より美しい輝きを求め、
ワンランク上のジュエリーを。

ものづくりに携わりたいという想いと、繊細で細かく複雑なジュエリーの製造方法への興味から入社しました。今は、依頼のあったジュエリーのサンプルをつくって資料にまとめたり、新しいジュエリーを考えて形にする仕事をしています。

ジュエリーはさまざまな工程を経て完成するのですが、思い描いたイメージと実際につくる過程との違いに直面することが多いのが難しいところです。1ミリ以下の部品パーツの組み合わせが思った通りにならなかったり、美しいジュエリーが完成しても着け心地が滑らかでなかったり。そういう時には部署間で連携し、時間をかけて微調整を行います。手作業で何度も試しながら、「こうしたらより良い形になるのではないか」と模索し、ジュエリーの最も美しい形を追求し、細部にまでこだわりながら制作を進めます。

ひとつひとつ丁寧に作り上げたサンプルを見ていただき、ご注文をいただいた時に、やりがいを感じます。これからも、より良いものを求め、新しいジュエリーを目指して前進していきたいです。

企画部  E.T

#06 Production Management Department

伝統や技術があるからこそ、
新しい挑戦ができる。

元々海外でのキャリアを築いていましたが、帰国後に縁あってこの会社で働く機会に恵まれました。今はジュエリーの金属部分である地金や、パーツの調達、生産管理全般を担当しています。

海外での経験から多くの洞察を得ましたが、同時に日本の伝統や技術の素晴らしさに気づくことができました。"Made in Japan"という誇りを胸に、優れた製品づくりを続けていくことが重要だと感じています。その点で三和精密工業は長い歴史と伝統があり、入社して17年になりますが、この会社で勤務し続けることができて本当によかったと感じています。伝統や技術があるからこそ、日々新たな挑戦に取り組むことができています。

新しい製品を完成させるまでのプロセスは、何度も何度も金型をつくり直すなど、努力と挫折の連続です。でも、お客さまにお見せできるまでに辿り着いた瞬間の達成感は何にも変えられない喜びです。この気持ちと伝統、技術を大切に挑戦し続けたいです。

管理部 I.K